昨日、盛岡の話を書いたら妙に旅行へ行きたくなってきた。
私にとって旅行の目的は登山かサイクリングなんだけど、1日空いたら街ブラに充てる。もしくは登山前の休養日に街をぶらぶらする。
そんな街ブラに最適なところはどこだろう?
①小樽
街ブラ観光に最高なのは小樽だろう。
運河があって明治を思わせる街並みがあってガラス細工などの工芸品もあって海鮮市場もある。徒歩で観光するのに適度なサイズ感。これ以上の観光街はあるまいと思う。
私のおすすめプランは、荷物を宿に置いたら三角市場で海鮮丼を食べ、海辺の運河まで腹ごなしに歩く。そして少々遠いけど田中酒造亀甲蔵という日本酒醸造所を見学し、北一硝子などのお洒落な店の並ぶ通りを眺めながら小樽駅まで戻る。
北海道の街は基本的にサイズ感が大きいか歴史的なものが少ないが、例外的に歴史とサイズ感がマッチしているのが小樽。ちょっと整い過ぎていて、観光客が多いのが玉に瑕だろう。
②東京・浅草
あまりに有名なところを取り上げてなんだけど東京も街ブラにいい。
正直な話、大阪はミナミとキタ、新世界、大阪城、湾岸などが結構離れていて、その間には何でもない住宅地などが広がっているのでやや観光しにくい。
それでいくと東京下町は次から次に見どころが出てくるので楽しい。
私は御徒町からアメ横を通って上野の山を越え、浅草に向かうくらいが好きだ。同じルートでもアメ横の店を冷やかすか、上野で美術館に入るか、浅草演芸ホールに寄るかなどでバリエーションができる。
ちなみに街ブラと言えば「銀ブラ」という言葉がある。ただ、この場合は「銀座でブラジルコーヒーを飲む」ことらしいので、私のような徒歩旅行者ではないし、銀座ではおいそれと寄り道しにくい(イメージ)。
③奈良
小樽も浅草もいい。
とはいえ歴史では奈良に勝るところはない。京都と比べても古くて重厚感があるし、何より徒歩サイズ感が最適なのだ。
それではガッツリ歩き倒すルートを紹介しよう。
近鉄奈良駅から東大寺、興福寺方面に行き、春日大社に入る。そこから手向山神社に向かう途中の道から春日原生林の入ることができる。そこから柳生の道まで森林浴をして、再び奈良町方面に戻って来る。早朝から歩き始めるとちょうどお昼くらいなので、昼食時だ。歩き疲れたらカフェか寺の境内でぼーっとするのもヨシ、中谷堂の高速餅つきをぼーっと見るのもヨシ。
最近はお洒落な店も増えて退屈しない。今まで京都に遅れを取っていた風だったのが今はそんな感じが全くなくなった。
そんなわけで街ブラに3つ挙げてみた。
ここに世界の街ブラ3選も加えたいところ。まだまだ行きたいところがいっぱいだ。