クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

子どもの頃の夢は考古学者

国立科学博物館が経営危機だという。エネルギー価格の高騰などで運営コストが上がってしまい、クラウドファンディングで資金調達に乗り出した。

国立科学博物館は私も好きなところで、今まで5回は行っている。何回行っても見してしまうのが、動物の剝製、恐竜の化石、江戸時代の女性のミイラなど。「科学」と銘打っているものの、考古学や動物学なんかの標本が豊富だ。

思うに私が幼少期、最初に興味を持ったのは恐竜だった。その後、日本では恐竜の化石があまり見つからないことと、化石発掘はあまりに地味そうなので、興味は人類史に移っていった。

いずれにしても考古学者が子どもの頃の夢だった。

あと、子どもが好きなものは「探検」である。
7歳の時にアメリカで見た「インディージョーンズ」の舞台は印象に残っている。確かフロリダのディズニーワールドで見て、その後日本で映画版を見た。

考古学者で探検家。穴掘りだけではつまらないが、そこに悪党と闘ったり、古代の罠があったりといろんなスパイスが散りばめられている。

大学ではまがいなりにも歴史を学び、今でも本は手に取る。そして今、私が登山をしたり沢登りをするのは謂わば「探検ごっこ」だったりする。

ずっとインディーに憧れている人生。未だ幼児経験が抜けずにいるわけだ。

 

さて、件の国立科学博物館だが、クラウドファンディングはサイトになかなかアクセスできずにいると、あっという間に目標額に達したらしい。さすが。

国立科学博物館には南極に行ったタロとジロや忠犬ハチ公ニホンオオカミの剥製なんかもあって楽しいところだ。

涼しくなったらまた行ってみたい。