クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

有休の山旅人

かつて父親は外資系企業に勤めていて、その時のボスは2週間くらいバカンスに行くのが普通だった。定番はクリスマス休暇で、緊急時には連絡を取れるようにしているものの、基本的には休みである。

自分が就職した時は就職氷河期がまだ続く雰囲気で、1週間の休みなど考えられなかった。

それが、今は堂々と休める。というか有休をなかなか取らない(取れない)ので、早く休めと言われるくらいだ。

日本アルプスを全山縦走するトランスジャパンアルプスレースは1週間の休みの間にできるだけ長い距離を歩いたらという仮定のもとで始まったらしい。「1週間で日本アルプス全部行ったれ」というというわけだ。

それにしても1週間で完走して翌日から出社するのだろうか。多くのランナーが途中で幻覚を見ると言うぞ。

まあ、あってもなかなか使えないのが有休ということを証明しているレースと言えるかもしれない。

 

今年はというと私は去年に引き続き北海道に行こうと思っている。思っているというか予約しちゃったし、何が何でも行くつもりだ。

有休の旅人というか、休日出勤しまくったせいで振替休日の旅人となりそう。

しばらく電波の通じないところに行きたい。