クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

雨の日の憂鬱、晴れの日の憂鬱

梅雨らしく雨の週末が増えてきた。

晴れの日を「いい天気」と言うけど、雨の日を「悪い天気」と呼ぶには少し気が引ける。雨は当然水資源の元だし、豊かな生命をもたらすものなのだ。

しかし、週末はそれほど暑くなく、カラリと晴れてくれとどこか祈っている。

11年前に行った鎌倉の「あじさい寺

ここのところ、ゲリラ豪雨みたいな日が増えて、とてもじゃないけどアウトドアなんてできない日も多い。雨の日の風情などと言っている場合じゃないこともあって、特に河原の近くでキャンプなんてできない。

こうなると家で本でも読むしかないのだが、週末に一日中家に籠るのも憂鬱だ。

一方で、平日に晴れてもらうのも腹立たしい。野田知佑さんの本で、若いころは晴れた平日が憂鬱だったとある。週末に晴れる可能性が減るような気がするからだ。天気の方は曜日を気にしてくれないのである。

そんなわけで(どんなわけで?)、今はどんより曇った空を見上げながら、週間予報を眺める平日を送っている。そろそろテント泊したいな。