クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

TJARの参加資格と自己ベスト

来週末にマラソン大会が迫ってきた。それなのに走れないのが悔しいというか焦るところだ。

ところで、最近知った事実。

トランス・ジャパン・アルプス・レース、通称TJARという山岳レースがある。富山湾からスタートして、剱岳を登り、北アルプス中央アルプス南アルプスを縦走して太平洋に至るというクレイジーなもので、制限時間は7日間。

このレースには当然、厳しい参加資格がある。

体力はもちろんのこと、山岳における危機対策能力も必要で、中央アルプス南アルプスを使ったテストレースと筆記試験もあるらしい。

その体力についての基準だが、フルマラソンで3時間20分あるいは100kmマラソンで10時間30分。市民ランナーでは、フルマラソンならサブ3、つまり3時間切り、100kmマラソンなら10時間切りが勲章となるから、かなり厳しい。

瞬発系の力ではなく、安定的に動けることを要求していることがわかる。

レースでは最初の関門は剱岳

さて、私の自己ベスト。

フルマラソン    3:19:33

100kmマラソン 10:30:34

なんと出場資格のほぼライン上にいる。今から5年前の記録だし、出場なんて畏れ多いのだが、基準と30秒ほどしか違わないというのは逆に奇跡のようだ。

 

でもね。私は寝ないとダメなんだよ。

TJARではみんな1時間ずつとかしか寝ないそうだ。本当に出場するには、体力とともに寝ない訓練をしなければならないならないだろう。