カメラがほしいなと思って、週末またしてもヤマダ電機へ。まだ冷蔵庫を買った時のポイントが多少残っている。
それにしても安いのから高いのまでいろいろある。2万円から50万円くらい。別売りのレンズを合わせると100万くらいになるのかな。買ったら私の所有するモノの総額を超えてしまうだろう。
それにしてもこれまでの人生で高い買い物ってどのくらいしただろうか。
ふと思いついて、10代から30代までで高かった買い物を並べてみた。
まずは10代。
1位 将棋盤と駒台 5万円くらい
2位 MDウォークマン 1万5000円くらい
3位 皇太子殿下御成婚記念硬貨 5000円
番外 運転免許証 20万円くらい
将棋盤が1位になるあたり私が熱しやすく冷めやすいところを象徴している。
桂材の六寸盤で、東大阪の町工場のもの。プロの対局では本榧を使うのだが、これだと数十万円するという。そんなものは買えないので桂で我慢。と言っても10代の少年が買うものではない。
実家に置きっぱなしにしていたら今は両親がヘボ将棋を打つのに使っているという。
4位以下は本とかかな。小遣いは中学で月1000円とかだから、高い買い物はしていない。
続いて20代。
1位 自転車(ANCHOR C9) 10万円ちょっと
2位 カメラ(CANON EOS Kiss X4) 7万円ちょっと
3位 自転車(GIANT GREAT JOURNEY) 7万円ちょっと
4位 登山靴(AKU フィッツロイ) 4万円ちょっと
5位 ハードシェル(NORTH FACE Climb Light Jacket) 4万円ちょっと
こう並べるといかに遊んでばかりいたかわかる。
多くの人が、家、車、指輪とかを並べるところで、ことごとく趣味の品ばかり。『こち亀』の両さんを笑えない結果となった。
ではでは30代。
1位 冷蔵庫 15万円くらい
2位 指輪 10万円ちょっと
3位 iPhone5s 7万円ちょっと
4位 登山靴(SCARPA Phantom) 5万円くらい
ようやく出ました生活用品。その他、洗濯機、ベッド、テーブル・椅子、オーディオラックとかあるけど、単品では冷蔵庫のみが上位。
指輪は逆に「安いんじゃないか!?」と言われそうだけど、自分でデザインしているのでほぼ原材料費のみ。
そして、また上位に食い込むのが登山用品。
以下もベッドと登山用テントが拮抗していたり、オーディオラックと冬山用ハードシェルと争ったりしている。
20代に比べて少し生活臭が増したかな。でも世間の普通からはまだまだほど遠い気がする。
しかし、昔の山屋はこんなものではなかった。
シャルレのピッケルを買い、ゴローの登山靴をオーダーで作り、ミレーのザックを背負えば、半年分くらいの給料は消えていたらしい。下の写真は私の父の山靴。正確にはわからないが、すごい金額だったとみられる。
それに比べたら私なんてまともな方か。いや、自分が遊ぶのに常に必死で、頭は小学生のままだからやっぱりまともではないだろう。