紅葉を見に赤城山に行ってきた。赤城山は3度目になるが、無雪期は初めて。まあ登山そのものについては気が向いたら書きたい。
今回は北関東三県に関する雑感を書いてみる。
お断りしておくと、この三県には失礼千万を綴るつもりなので、最初に謝ります。
群馬県、栃木県、茨城県は「U字工事」の漫才でおなじみのように、東京から少し離れた地味な存在として自虐的に扱われることが多い。
今回、赤城山からレンタカーにて帰ったのだが、友人が
「高崎までの間に行きたいところあったら言ってください」
と言われて、地図を必死に見たものの、何も見つからなかった。
赤城山から前橋、高崎間で判断して申し訳ないのであるが、何もなかった。
全国区で特徴を捉えにくいのはある意味当然かもしれない。
北関東三県は特に関西の小学生にとっては覚えにくい。
群馬県と栃木県は同じおにぎり型の形状で内陸にあるため、わかりにくい。
それでは海のある茨城県はどうかと言うと、「いばらきけん」ではなく「いばらぎけん」と勘違いしている。これは大阪府に「いばらぎし(茨木市)」があるので、余計にそうなのだが、異常に正答率が低くなる。
あと関西人にとって食にまつわる名物がないのも大きい。
・栃木県 宇都宮餃子
・茨城県 水戸納豆
これが私の知る限りの名物料理。
水沢うどんが群馬県とか知らない人の方が多いのではないだろうか。うどんなら讃岐うどんが全国区なので、ちょっとインパクト不足か。
宇都宮が餃子の町と言い出したのはわりと最近らしく、なんで餃子かわからない。おそらくニラの生産量が日本2位というあたりか。でも1位は高知県で圧倒的。
水戸納豆は有名。ただね。関西人は関東人ほど納豆食べへんし。
登山者にとってこの三県の中で雄は群馬県である。
何しろ「魔の山」谷川岳や赤城山、榛名山、妙義山などの上州三山。草津や尾瀬と周辺の山々。
まあ山は県境に位置しているので、群馬県のものとは言いかねるけど、少なくとも私は登山目的では茨城県に行ったことはないし、栃木県は那須岳のみ。
したがって登山では群馬県である。
今回は適当に北関東の雄は群馬県と結論づけた。
しかしなあ。下山したあとやっぱりあまり楽しみがないんじゃ…って群馬県民の皆様ごめんなさい。