クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

2020年を振り返ってみた

いつの間にか11月である。

ぼちぼち今年の振り返り番組が出てくるだろう。テレビも見ないし、新聞も斜め読み程度の私が適当に2020年を振り返ってみた。

なお、個人的出来事がちょいちょい混じりますのでご了承を。

 

(1月)

日本は平穏な年明け。

中国武漢新型肺炎発生。ただ、世界はそれほど危機感があったわけではない。

個人的には八ヶ岳にて指先が凍傷になり、しばらく指の感覚がなかった。

(2月)

クルーズ船で新型コロナが話題になってからは話題はコロナ一色。

子どものいる家庭では外食を避けるなど、気にする人も増えだしたみたい。

(3月)

みんなマスクをし始める。志村けんが新型コロナで死去ということで、いよいよ新型コロナが脅威だと印象付けられる。

世界各国で外出自粛やロックダウンなんて話も出始め、世界の終わりのような雰囲気になる。

友人と雁ヶ原摺山に行って道に迷う。マイナーな山とはいえ、頂上から先は1人の登山者とも出会わなかった。登山も自粛が増えたのだろう。

(4月)

日本でも緊急事態宣言が出て、企業が休業や在宅勤務を全面的に行うようになる。電車が閑散とする。

私は死ぬほど忙しいのに、無理に在宅勤務をするので、仕事は忙しいし進まないし山行けないしの三重苦。

(5月・6月・7月)

コロナについては4月から引き続きなのでいろいろあったけど省略。

このあたりは忙しくてほとんど記憶がない。藤井聡太棋聖の誕生が「おおっ!」と思ったくらい。

(8月)

奥多摩・水根沢で溺れる。

北海道で利尻島礼文島羊蹄山でトレッキング三昧。

世間の自粛ムードを尻目に遊びまくる。

(9月・10月・11月)

日本では菅内閣が、アメリカでは大統領選。政治の話題があったものの、あまり興味がなかった。結局「誰が」トップになるかの問題であってポリシー不在のような気がしたからだ。

7月に三浦春馬、9月に竹内結子がと俳優の不審死が相次いだ。若過ぎるわけでもなく、年を取りすぎているわけでもなく、分別のある大人の死はわりと衝撃的だった。

10月は赤城山谷川岳に行った。谷川岳では初めて慰霊塔を見た。命がけの行為は狂気なのか、それとも若者の特権なのか。700人以上の名前が刻まれているが、その数はここのところそれほど増えてはいない。

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谷川岳の慰霊塔

そんなこんなの2020年。

振り返るなんてこれまでしたことなかった。これまでは振り返らなくても大抵記憶していたのだが。

これも年を取ったということだろうか。