今、台所の隅に大量のアルファ米がある。
五目御飯、わかめご飯、ドライカレーと3種類あって、山に行くたびに食している。ところが今年は縦走などが特に少なくて全く減らない。山では不味くはないのに下界では美味しくない。したがって、家で食べることは皆無。
消費期限切れを大量にもらってきたが、どうしよう。
山ではアルファ米ではなくラーメンがいい。
概ね寒いので温かいのがいい。過去に槍ヶ岳の肩で冷やし中華を食べたら夏なのに凍えそうになった。アルファ米はお湯を注ぐだけで簡単なのだが、すぐ冷めるというのが難点。それにすぐ飽きるし。
余裕がある時はやっぱりラーメンが食べたい。
スーパーに行けば袋麺を手にし、相方からは白い目で見られているが、そんなこと気にせず登山に向くラーメンを探している。
以前にも登山の時のラーメンについて書いたが、1年を経て再考してみたい。
①サッポロ一番 塩
のっけから写真と違うではないかと言われそうである。ただ、インスタントラーメンなんて見栄えしないので鹿児島ラーメンを載せた。
ラ王をはじめとしてノンフライ麺全盛期にあって、なぜフライ麺を取り上げるかというとカロリーが高いのである。
・サッポロ一番 塩 455kcal
・ラ王 醤油 346kcal
まさに大人と子ども。
どうもラ王やマルちゃん製麺の後は腹が減ると思った。それとスープは粉末がいい。
液体は脂が袋に残って処分に困る。ジップロックみたいな袋がないとバックパックのなかでベットリ垂れてきて、臭いが付いてしまったりする。
その点、粉末は安心である。
飽きないのは「塩」。なぜか味噌や醤油は連続で食べると必ず飽きる。
前回、さんざん絶賛しておいたラ王をこき下ろすのは理不尽な気もする。
美味さでは結局ラ王に軍配が上がるので、こちらは縦走の時の愉しみとしておこう。