クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

太り始める年齢

どうも太った気がする。

現在身長172cm、体重は屋久島から下山した直後で56kgくらいだった。まあ痩せ型ではあるのだが、ここのところベルトにあたる腹の感覚が違ってきた気がする。腹回りには少しつまめるくらいの脂肪も乗ってきた。

今年はマラソン大会も軒並み中止だし、登山も行きづらいし、せいぜい近所をジョギングするくらい。コロナ騒動以来、ボルダリングジムにも行っていない。

これはピンチである。

 

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いくつになると太り始めるか?子どもの頃からの謎だった。

年齢がハッキリと公開されているのはアスリート。昔は特に選手寿命が長い野球とかは確認しやすかった。若手は線が細く、ベテランと呼ばれる30歳前後にはガッチリしており、30代半ばになるとお腹が出てくる。野村克也が「三悪人」と呼んでいた江夏豊門田博光はベテランになるとかなりお腹が出ていた。

「太る」と「年を取る」が同義の典型で、三十代後半ともなれば「俺ももう中年かぁ」となる。

ここで英語の「笑って太れ」の格言を信じるか、再び鍛えて基礎代謝を上げるか、ひたすら食を我慢するかが分かれ道である。

 

しかし、痩せるために運動するのはどうも性に合わない。痩せるの先に何か目的を付けたい。

ライザップで何キロ痩せたという広告が載っているが、必ずといっていいほどリバウンドすると聞く。おそらく痩せることが目的化してしまい、痩せたことで目的が達せられてしまうからだと思う。

痩せたらオシマイになるのだ。

持続的に体型を維持するには現在のアスリートのように、痩せることでより高い次元のパフォーマンスができるなどの目的が必要だ。

それでいくと、ハイレベルな登山などはわかりやすい。痩せなきゃ死ぬ可能性がある。ただ、あとはそのモチベーションをいくつまで持てるかが問題だ。

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妙義山、丁須の頭

何を言いたい文章かわからなくなった。

結局は体を使って遊ぶことができれば体型を維持するのに近道だろう。遊ぶために働き、遊ぶために鍛える。

山から下りるときに、友人がこう言ったことがある。

「来週も遊ぶために働きます」