クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

奥多摩駅から武蔵五日市駅へ〜御岳山トレーニング縦走

梅雨明けしたので運動不足解消に山へ行った。

この夏遊ぶために山道具の準備を続けているわけだが、まずは身体の準備が大切。真剣に遊ぶには事前の段取りが大切なのだ。

去年は梅雨明け一発目に沢へ出かけたら溺れ死にそうになるという目に遭った。慣らし運転で怪我でもしたらシャレにならんので今回は穏当に奥多摩駅から武蔵五日市駅までの縦走にした。

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始発に乗り、午前6時に奥多摩駅へ。駅から数分のところから山に入る。

 早朝から意外と暑い。奥多摩駅からの登りは鋸尾根と呼ばれ、階段と岩場の急登が続き、汗を絞られる。半袖短パンのトレランスタイルで行ったが、走るのはごく一部のフラットな道だけ。

開始2時間で鋸山。展望もないし写真は撮らず、家から持参した巨大おむすびを食べる。米の力は偉大だ。

再び歩いたり走ったりしながら大岳山に。上の写真は大岳山からの展望。富士山はやっぱり見る山だなあと感じる。

 

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大岳山から少し下ったところで水を補給。下界は灼熱地獄だろうから、汲める時に汲んでおいた。御岳周辺には沢もあり、水があるのは大変ありがたい。

ちなみに今回は500mlペットボトルを3本持参。その場で飲んだ量を含めると2.5lくらい消費したことになる。

 

御岳山周辺になるとポツポツ人とすれ違う。暑いせいか5月ごろより少ない気がする。

このあたりは日本山岳耐久レース、通称ハセツネのコースにあたるのだが、あまりトレランの人を御岳山では見なかった。

御岳山に長谷川恒男の名を刻んだレリーフがあった。というかこんなに立派なのにいつも完全に素通りしていた。本当にあの長谷川恒男がこのあたりでトレーニングしていたのだろうか。

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 御岳山から日の出山へ。

標高が下がるせいか暑くなる。それでも紫陽花が咲いているところを見ると、これでも下界とは季節の進みが遅いようだ。

 日の出山から金比羅山へはさらに標高が下がるので、どんどん暑くなる。日なたは走り、日陰はのんびり歩いた。

そんなわけで、歩行時間は計5時間半。

身体の準備の後はその足で登山靴を買いに登山用品店へ。今は遊ぶことしか頭にない。