クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

登山前の天気予報の使い方

もうすぐゴールデンウイーク。そう言いつつ去年は1日しか休めなかった。

特に天気が良くて絶景写真とか送られてきた日には悔し涙が出てしまう。その代わりに雨予報だったりすると心安らかに仕事に励むことができる。

要は小さい人間なのだ。

そんなわけで私は山に行かないときでもよく天気予報を見る。そして現地の天気を想像する。今回は、これまでの経験から素人でもできる天気予報の使い方について書いてみたい。

 

①現地の天気予報を見る。

当たり前の話だ。

しかし、山の天気を見る場合、大抵麓の天気を見てしまう。山は麓と麓を遮るものだから、少なくとも2ヶ所。できれば東西南北すべてを見た方がよい。

例えば、北アルプス穂高岳に登りに行くなら高山や飛騨、松本。麓天気予報では松本だけが出てくるが、実際に行ってみると松本市街は晴れていて、穂高連峰に雲がかかっていることが多い。

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②風予報を見る。

風は風速20mくらいを目安にしている。25mを超えたら、特に冬はやめたほうがいい。

しかし、それ以外にも見方がある。

北風なら北の天気予報に重点を置いてみる。南風なら南。おおざっぱな考え方だが、多少のヒントになる。

 

③気温を見る。

服装を考えるのは当然だ。寒ければ厚着しなくてはならない。

しかし、それだけではなくて時期に合った気温なのか、その日が特別暑いのか(あるいは寒いのか)を見てみる。

突然変われば天気が不安定になる可能性があるし、雷の発生も起きうる。

 

まあ私は気象の勉強をしたわけではないし、中学の時にサボったのをやや後悔している。身近に気象予報士試験を通った奴がいたのでもっと聞いておけばよかった。

そんな後悔がありつつ天気予報を日々眺めている。

今回書いたのはあまり根拠もないので、ご参考までに。