クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

3つ目の橋・来間大橋を渡って〜宮古島まったり旅⑥

現在、宮古島からは3つの島に橋がかかっている。

1番長い伊良部大橋、1番短い池間大橋。それともう1つ1690mの来間大橋。

3日目も雨ということで、げんなりして行かないつもりだったが、その日のフライトは19:50。1日ボーっとするのはもったいないということで、またしても雨の中に飛び出していた。

 

宮古空港に帰りの荷物を置き、身軽になって南下を開始。

宮古島は1周100kmくらい。どこに行くにも10kmか20kmくらいなので、自転車にはちょうどいい。

早めの昼食にソーキそばを食べ、再び自転車に跨り、西の来間大橋を目指した。

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ガジュマル?の並木道

ここからの道はなかなか面白い。

最初はヤシの木の並木道だったのが、途中から鬱蒼とした謎のガジュマル(?)のような並木道になる。ただ、猛烈に臭い実が落ちている。ガジュマルは実を付けないらしいので違う木かもしれない。

 

途中で国道を少し折れて来間大橋へ。

ここで相方がスリップして転ぶというアクシデントが発生。お気に入りのレインウェアの一部を破ってしまう。雨も再び強く降って来た。

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再び雨の来間大橋

海は相変わらずきれいなのだが、雨は降ったりやんだり。この日も相変わらずの天気。スリップしないように慎重に来間大橋を渡る。

とにかく宮古島池間島伊良部島下地島来間島と5つめのコレクションが完成。特に何も期待しないまま来間島をサイクリングした。

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来間島の展望台から

来間大橋は農道大橋とされる。つまり来間島は島自体が農地なのだ。

島の入り口には土産物屋とカフェが少々。しかし奥に進むとひたすら農地で、断崖に囲まれた島の台地部分にはさとうきび畑が広がっている。

島の最奥にはホテルとリゾートといったの住宅が建っていた。生活の匂いのする農地とリゾートの組合せは少しアンバランスな気がした。

池間島伊良部島に比べて島の奥まで観光客が来るのは少ないようだ。時折走っているレンタカーもほとんど人が下りることなく走り抜けていく。この島は白浜に抜けるようなところがなく、崖で周囲が囲まれているからかもしれない。

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島の東側、橋のかかっている方に行くと展望台があった。

来間大橋と対岸に宮古島の白浜が見える。雨は再び止んで、空が少し明るくなってきた。

旅のの最後はいつもあとは空港に行って帰るだけと考えると少し寂しい気がした。