クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

腰痛の正体は何だったか

背中が痛いので、1日休んで病院に行った。

事前にサイトで検索したら、怖くなって、あとは専門家頼みというわけだ。とりあえず最寄駅近くの整形外科と内科のある診療所に行ってみた。

まずは問診。腰ではなく肩甲骨の下が痛いと訴える。結局医師といえども身体の内部は見えないので、レントゲンを撮ることに。

レントゲン写真を見た医師は言う。

「背中が痛いという場合、骨に腫瘍ができているということがあるからね」

いわゆる骨肉腫とかだろうか。怖い。まあこういう怖い可能性を調べに来たわけだが。

「見ると、そんなところはないね」

綺麗な湾曲を描いた肋骨が写っている。

「背骨が曲がっているね。真っ直ぐではない。でもこれくらいはよくあることだから、これが痛むとは考えにくい」

では一体何なのだろう。

「背骨の間隔も普通かな」

レントゲン写真では原因がわからないと見た医師は突然、エーザイ提供の人体の絵を指して言う。

「あるとすれば肋骨の間。ここの筋肉を痛めたとか」

要はレントゲンでは写らない範囲らしい。最終的に、痛み止めと湿布を処方され、安静にということになってしまった。

うーむ。

 

登山などで生じた怪我などは原因がよくわかる。

私なんぞは7年ほど前に顔面をアスファルトで打って10針を縫い、6年前は沢で肋骨を打ってヒビを入れた。打撲や擦り傷はしょっちゅうなので覚えていない。

ところがここ最近は原因不明の怪我。故障と言った方がいいのだろうか。これが多い。

ここ3年程は膝痛に悩まされていて、これまた原因不明。年を重ねるとこういう故障が増えるのだろうか。

人間死ぬまで健康ということはあり得ないわけだが、できる限り動く身体であり続けたい。