クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

夏山縦走のススメ~天気について

今は毎日天気予報を見るのが日課になっている。夏山の縦走を計画していて、つい気になって見てしまうのだ。連日暑いので早いところ高所に逃避したい。

ところが週間予報に並ぶのは雨、雨、雨。台風も次々発生とある。小学生の頃、「日本列島の夏は太平洋高気圧の勢力が強く、晴れの天気が続きます」と習ったのはどうなった?

長期の縦走の場合、雨の1度くらい仕方ない。ただ、ずっと雨だと何をしに行ったのかわからないので悩ましい。

夏山の場合、朝は晴れることが多い。そして昼前には雲がポコポコ出だして、夕方に雨が降る。猛暑の時は谷から煙のように雲が上がるので、雲が広がるかテントや山小屋に逃げ込めるかの勝負になる。

こうなれば早出して到着を早めるしかない。すなわち、初日は夜行で早朝登山口着。眠い目をこすりながら登り、テント場に着いたら昼寝。日の入りの時に晴れてくれたら言うことナシ。

実際にはそんなにうまいこと行かず、6年前に南アルプス聖岳に行ったときなんかは2日目に雨に会い、以降1日中雨で、下山して椹島の山小屋でゴロゴロしていたこともあった。

5年ほど前に北アルプスを縦走したときは、三俣小屋から西鎌尾根のルートを雨の日に当てて、危険をできるだけ減らすようにしたが、いずれにしても寒くて動き続けるしかなかった。この時は夕方から晴れて雨具も乾いて非常によかったのだが。

 

それにしても天気予報はずっと不安定。

これはとにかく行って考えるしかないのかもしれない。