クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

ぼーっとの効能

この週末、というか先週末も、ぼーっとしていることが多かった。4月、5月はなんだか忙しすぎて、6月に入って疲れが出たのかもしれない。疲れが出たと言っても身体の疲れは寝ればそこそこ回復する。問題は頭の疲れで、これがなかなか取れないのだ。

3年前の今ごろはもっと忙しかった。本当に1ヶ月間、1日も休みがなかった。

この時はこたえた。頭のスイッチが入りっぱなしなので、文字通り疲弊してしまい、7月、8月に入ってもぼーっとしっ放し。縦のものを横にもしたくないという具合で、かなりの重症だった。

調子が戻ったのは北海道旅行で、利尻のキャンプ場でゴロゴロしたり、羊蹄山の麓のキャンプ場でゴロゴロしたからだ。

過去の経験からすると、ぼーっとしたい時はぼーっとした方がいい。

こういう時に奮起したりすると、症状を悪化させてしまう。脳が「休め」と言っているのだ。休まねばならない。

そういうわけで、日曜は雨にもかかわらず、ぼーっと3時間ほど歩き回った。

どうも家にいてでぼーっとするのは苦手なのだ。ぼーっと道の看板を眺め、ぼーっと道行く人を観察する。この日は特に面白い発見もなく、なんとなく帰ってしまった。

少し頭がすっきりした気がした。