クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

年齢と飲み会の減少

最近、飲み会というものがめっきり減った。

20代の頃は週に1回くらいの割合でどこかしらに行っていたと思う。自分で誘うタイプではないので、誰かに誘われて行っていた。

それが30代に入ると急激に減少した。

理由は健康に留意したわけでなく同じ職場内で仲が良くないし、かつ吞兵衛も周囲から減ったことにある。何より一緒に飲みたい人が減った。

この時期から家飲みか山仲間と登山の途中か帰りに飲むくらいになり、お財布にはとても優しくなったが、それはそれで寂しいことなのかもしれない。

30代も中盤を過ぎ、結婚すると外食もめっきり減った。2人となると家で作る方がよほど安く上がる。

しかも、最近は実家の父親も飲酒を控えるようになっていて、正月に親族が集まってもよく飲むのは叔父1名のみとなった。従兄弟たちも全然飲まない。

「アルコール離れ」を明白に示したような状況。

思うに酒は話をしたり、仲良くなる口実なのだ。それが必要なくなるのは、口実のみの付き合いだけでなくなる。要は実質的な人間関係が多くなったからなのだろう。