クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

夏の「大移動」について考える

はてなブログのお題は面白いものを出すなあと思う。

今回は「大移動」がテーマらしいが、この言葉なかなか使わない。せいぜい「ゲルマン人の大移動」くらいか。あるいは「グレートジャーニー」と呼ばれる人類史的な移動。いずれにせよ一個人や一家族単位ではあまり言わない。

しかしそれを曲げて自分にとって最近の「大移動」を語るなら、夏に繰り広げる旅行だろうか。

2020年。コロナ禍真っ只中に旭川から稚内に列車で行き、そこから利尻島へ渡った。そして利尻富士に登り、さらに礼文島へ。礼文島でもトレッキングをしていったん稚内に戻り、そこから小樽へ。小樽を観光してから少し南の羊蹄山に登って再び小樽に戻って千歳空港から帰京した。

2021年も北海道。旭川から大雪山に入り、層雲峡に抜けた。そして北見、網走、斜里と移動し、知床の山を縦走。羅臼から釧路へ長距離路線バスで移動。釧路から阿寒湖にも寄って最後は釧路空港から帰京。

2022年は新穂高温泉から富山まで北アルプスを縦走。帰路高山を観光して帰った。

2023年は再び北海道。旭川から層雲峡は2021年と同じ。今回は北見から阿寒湖へ行き、雌阿寒岳雄阿寒岳に登った。そして釧路へ行き、根室まで日帰りで往復。釧路空港から帰京した。

こう見ると慌ただしい旅行をずいぶんと繰り広げている。

しかし、これがやめられない。ただ、体力勝負のような「大移動」なのでいつまで続けられるだろうか。

それが今は少し不安だ。