旅と言えば食。
そういえば、大分、温泉と登山の旅②に「海鮮丼」と謳ったのに海鮮丼に触れるのをすっかり忘れていた。ついでなので大分での食について追記しておきたい。
1日目、別府に着いた時は昼飯時で、とりあえずGoogle先生に尋ねてみた。検索の結果、大分と言えばとり天や鶏唐揚げらしい。しかし、わざわざ大分まで来て食べるものでもない気がする。
それでは何か。調べると別府の人気店ということで海鮮丼が挙がっていたので行ってみることにした。
店は駅から10分程。商店街の中にある居酒屋風の店で、入るとアニメのフィギュアがずらずら並んでいる。
昼メニューの筆頭は海鮮丼とりゅうきゅう丼。私は海鮮丼、相方はりゅうきゅう丼を選んだ。
海鮮丼とりゅうきゅう丼の違いはご飯とネタだった。それしかないのだから当然のようだが、海鮮丼は酢飯に刺身を載せたもの、りゅうきゅう丼は白飯に醤油漬けにした刺身を載せている。
大分なのになぜ「りゅうきゅう」という理由はよくわからないらしい。大分の漁師が琉球の漁師に教わった説と胡麻和え料理の「利休和え」が派生した説があるという。この店のフィギュアとともに謎のままだ。
魚は非常に美味かった。店内にある生け簀から飛び跳ねるアジを網で取り出し、捌いたものが載っている。特にタイやアジ、カンパチなどの地物と見られる魚が美味い。値段は1350円だったが、息が魚臭くなるくらいのボリュームで大満足である。
結局、大分で外食したのはこの一食のみ。
2日目の昼食は山でカップラーメン、3日目の昼食はバスが遅れに遅れて空港でサンドイッチを買っただけだった。夜はスーパーで地物の刺身を買い、部屋飲みにした。スーパーの刺身はそれはそれで結構美味かった。
初めて行った大分。魚は美味かったし山は九重山にも行ってみたかった。2022年もう一度行ければと今は考えている。