秋になって焚き火をしたい気持ちがいっぱいになっている。「焚き火だ、焚き火だ、落ち葉焚き」という歌のせいだろうか。
パチパチとはぜる音。ヒヤリとする中で火の温もりの中での読書。布団とは違う温かさがなんともいいではないか。
というわけで先日念願の焚き火台を買った。それについてはまた後ほど。
近くで焚き火のできるところはないかと探したら、府中の多摩川沿いにバーベキュー場があるのを見つけた。広々していて混みそうではあるが、結構広いようだ。
この週末はちょうど良さそうな天気なので行ってみた。
多摩川へのアプローチは自転車である。
自動車はないし、徒歩にはちょっと遠い。河川敷の真ん中では大人数でバーベキューをやっている人がおり、騒々しいので少し狭いところに行った。そこでは1人か2人で焚き火をしている人が多く、静かに焚き火を楽しめる。
さて、焚き火で問題となるのが薪の調達方法。
ホームセンターで買うというのが一般的なのだが、われわれは金銭で解決するのを快しとしない。単にケチなだけだが、近所の公園で落ち枝を拾って来た。落ち枝なのであまり太いものはなく、常にくべ続けないといけないのが難だ。
ただ、購入した焚き火台も小さいのでちょうどいい。枝ならパキパキ折って小さくできる。
そしてニトリで買ったスキレットで焚き火料理。鶏肉とジャガイモ、アボカドをオリーブオイルで焼く。シンプルだけどうまくカリカリに焼けた。枝での焚き火なので火が安定せず、炎が上がったり熾火になったりを繰り返すので少々難しかった。
そんなわけで食べ終わったら、火の前で読書。
優雅。これぞ贅沢である。これから天気のいい日は時々来て焚き火の前で読書をしたい。