クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

雑魚は唐揚げにして食べよ

先週金曜日、相方が勤めている小学校のイベントで地引網体験に行って来た。場所は千葉の袖ヶ浦で、既に設置してある網を最後、浜に引き揚げるところをやったらしい。

大物は取れなかったようだが、子どもたちはそれなりに楽しみ、その後鯖を包丁で卸すのもやったという。

自分が小学生の時は野外活動施設で林間学校に行ったが、なんだか軍隊的に指導されて記憶が大きくてなんだか羨ましい。

 

獲れた魚は生なので、結局子どもたちに持ち帰らせるわけにいかず(育ちが良すぎるのかな)、教員が分け取りにした。ただ、実際に持って帰ったのは相方ともう1人の生き物大好き先生だけだったらしいが。

獲れた魚はオキヒイラギ、アジとカマスの子どもで、まあ小物なので、持ち帰っても食べ方がわからないものが多い。

そんなときの雑魚の食べ方は、決まっている。野田知佑さん伝来(というものでもないが)、とりあえず全部唐揚げである。

オキヒイラギは「柊(ヒイラギ)」と付くようにトゲトゲで普通に焼いて食べにくい。こうなるとカリカリに揚げるしかない。

味は、まあ唐揚げなら食べられるレベル。ワタも出しにくいサイズなので、丸ごとガリガリとやってしまう。アジとカマスの子どもは、小さくてどれがアジでどれがカマスかわからないが、これはサクッとしていて美味しかった。

太るという理由で敬遠する人も多いが、やはり油は偉大。雑魚は唐揚げにして食べよである。