クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

2021-09-01から1ヶ月間の記事一覧

キャンプの火は焚火?ガス?石油?

キャンプをしたいといろいろ調べていたら直火不可のキャンプ場が非常に多いようだ。ファイヤースペースがないキャンプ場で焚火をしたければ焚火台を持って来いということらしい。 この焚火台というやつはマイカーなし、マイホームなしの人間にはハードルが高…

ヘリノックス・チェアワンを買う

ラグジュアリーキャンプをしたいなあと思って早1ヶ月。先週も地べた、石の上に座って隣のオジサンとくっちゃべっていたわけだが、キャンプ主体の旅をしようと椅子を買った。 憧れのヘリノックス・チェアワンである。 ヘリノックスは韓国DAC社のブランドなの…

パタゴニア・バギーショーツでどこに行こう?

久しぶりに衝動買いしてしまった。パタゴニア・バギーショーツ。 最初はモンベルのキャニオンショーツをもう1本買おうかと思案していたら、パタゴニアのアウトレットに出ていたので鞍替え。ついでに相方にもガラ違いで買ってみた。 比べてみるとキャニオン…

ステラリッジ・テントのボトムを修理してみた

かつて山の友人が下山する時に言っていた。 「テントを干すまでが登山です」 その殊勝な言葉を聞いた私はこれまでの怠惰な姿勢を改め、登山が終わり、帰宅したらすぐにバックパックからテントと寝袋を引き出し、ベランダに干すようになった。 ただ、ズボラな…

小淵沢に行った帰りは「元気甲斐」

八ヶ岳・権現岳からの帰りは再び小淵沢駅に下りてきた。 小淵沢駅は小梅線の始発駅にあたり、かつては賑わったそうだが、今その面影はない。ただ、最近リニューアルされたらしく、改札は2階になり1階には小綺麗になった土産物屋があった。 さて、小淵沢駅…

青年小屋でテント泊まったり②

青年小屋で昼寝をしたわれわれは5時くらいに起きだし、再び夕食の支度を始めた。まったりである。 準備をしながら隣のオジサンとおしゃべりをする。オジサンは京都から来たらしい。仕事は営業。梱包材を作っているメーカーにいるという。異業種、他エリアの…

青年小屋でテント泊まったり①

台風一過の休日に八ヶ岳・権現岳に行ってきた。当初からの予定変更だったが、今はどのテント場も予約制を取っており、飛び込みではなかなか行けるところがない。八ヶ岳ではバスが通っていない観音平から3時間ほどの青年小屋は予約なしで行けるテント場だっ…

登山者がオートキャンプをしてみたら

昨日、タープを買おうかと思案していたら友人宅では沢登り用にもう買っているという。沢登りということでポールはなし。おそらく軽量タープだろう。 登山をやっていた者がオートキャンプにハマるということはよくあるようだ。一定レベル以上の登山者はある種…

タープでいっぷくしたい

そろそろ北海道旅の思い出話から次の遊びに移りたいと思っている。「お前の頭は遊ぶことばかりか!」と問われればその通りで、遊ぶことしか考えてない。「いつかのために今頑張る」という貯蓄精神はあまりなくなり、いつかいつかと待っていると人生が終わっ…

旅のバックパックの中身~北海道旅に使った装備たち

バックパッカーという呼び名がある。日本では安宿に泊まりながら旅行をする人というイメージがあるが、アメリカではロングトレイルを歩く人を指す。 私はどちらかと言えばアルピニストよりバックパッカーに憧れて登山を始めた。バックパック1つで世界を、こ…

北海道で安い宿を探す方法

昨年、今年と北海道を長期間旅行した。実に11日あまり。では今回かかった費用はどのくらいかというと1人12万円くらいである。 内訳は飛行機代5万円、電車代1万円、バス・タクシー代2万円、ホテル代1万5000円、食事代1万5000円、土産物1万円。ほとんどが移動…

駅弁は北海道に限る

今年の北海道の乗物はこんな具合だった。旭川空港から旭岳ロープウェーをタクシー、層雲峡から上川をバス、上川から北見を電車、北見から網走を電車、網走からウトロをバス、ウトロかたカムイワッカをバス、羅臼から釧路をバスと目まぐるしく移動した。 移動…

北海道土産には鮭児より「時しらず」

昨年も北海道を利尻・礼文・小樽と回ったが、大した土産を買わなかった。せいぜい自宅用に風鈴を買ったくらいだ。 小樽では駅からほど近い三角市場でいろいろ眺めたものの、丼を食べるにとどまっている。どうも旅先のものを持ち帰りたいという執着がわれわれ…

テントの中で何をする?

夏休みが終わり、北海道から戻ってからぼんやりしている。本来の怠け病なのか北海道の後遺症なのかわからない。 北海道ではテント泊を6泊した。そう人に言うと「過酷な旅で」と言われることもあるが、慣れてしまえばホテルよりよほど楽である。四畳半くらい…

北海道で手に入るオリジナル・ナルゲンボトル

昨年、買おうか迷ったものがある。それは利尻限定のナルゲンボトルで確か2000円くらい。相方に訊いたらそんなにしないと言い張っていたが、ネットで見たら税込2200円なので間違いなかった。結局相方が利尻のゆ~にキャンプ場で即買いしていた。 利尻山を幾何…

北海道の回転寿司の実力~北海道を巡る食旅⑥

北海道の実力で未だ試せてないものがある。「寿司」である。 寿司、まあ標準的にイメージするのは江戸前寿司で、酢飯に生の刺身を載せたもの。もともとは気の短い江戸っ子がそのままネタを載せただけのものを食べてしまったのが始まりで、本来の寿司は発酵食…

ニシンとハッカクの味~北海道を巡る食旅⑤

北海道には鰊御殿というものがあるらしい。もともとは積丹の方にあり、現在は小樽に移築されているそうだ。明治、大正とニシンの豊漁によって財を成し、それによって北海道に立派な家を建てた人々は多いという。ニシンは食うだけでなく肥料にしたという。 知…

ウトロ・ホッケの一夜干し〜北海道を巡る食旅④

昨年の北海道旅から旅行中の食事は半分が外食、半分が自炊もどきとなった。もともと普段は90%自炊なので、さすがに全部外食は辛いし、作るのも嫌いではない。そこで、今回もテント泊では基本的に自炊をしていた。 大雪山の山中では家から持参のSEIYUレトルト…

網走監獄の味〜北海道を巡る食旅③

ウトロの知床丼について書いたけど、一つ遡って網走の話。 網走と言えば何か。相方に言わせれば寅さんなんだそうだが、私にとっては網走監獄である。最北の寂しげな景色、冬の凍える寒さ。過酷な環境で次々倒れる囚人たちという画が思い浮かぶ。 実際はどう…