クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

日本で一番暑い街

梅雨明けしたかのような暑さになっている。 日本で一番の暑さを記録したは2018年の熊谷で41.1℃。1933年に山形で40℃超えを記録して以来、40℃超えは不滅かと思いきや、近年は毎年のように予想最高気温に40の数字が出ている。 山形以来の40℃超えを記録した多治…

子どもが株式投資をするということ

相方の勤めるフリースクールには変わった子どもが多い。 落ち着きがなかったり、熱中しすぎたりはもちろんのこと、株を買ってもらって、iPadで株価を眺めては上がれば機嫌のいい子もいるらしい。聞けばお父さんは会計士だという。 株式投資というと反応は人…

岩合光昭 写真展とメメントモリ

梅雨明けしたかというような日曜日、恵比寿の写真美術館に行った。目的は岩合光昭さんの写真展で、メメントモリという特別展を同時にやっているという。 メメントモリとは「死を想え」という意味らしい。その特別展のサブタイトルは「死は何を照らし出すのか…

山小屋ごはんのいただき方

今から夏にどこへ行くかで頭がいっぱいになっている。 去年、一昨年と北海道を長期で旅行した。涼しいし最高の旅行だったわけだが、今回は飛行機が取れなかったりで、久しぶりに北アルプスを長期縦走しようかと思っている。長野か岐阜から入って、富山県に抜…

「フーテンの寅」人生か、「Shall we ダンス?」人生か

今後輩が家を建てていて、来月完成するという。完成するのは上物で、駐車場やらはまだなので、実際の入居は8月になるそうだが、とにかく家持ちになるわけだ。 「大豪邸」らしいので、完成したら押しかけたいと思っている。 私にとっての家はこれ 家を建てた…

やりたいことにかかるお金

今、相方と2人して所有しているスマートフォンが劣化している。私は使い始めて4年以上。相方は2年くらいか。 先日、電器店見るだけ見たら、iPhoneだとずいぶんと高い。今のiPhone SEは2万円台で手に入れたから余計にそう感じるのかもしれない。 いやはや…

疲れている時のオススメ本 三選

最近疲れている。 「お前ごときが何を!」と言われれば反論しようがないのだが、こういう時は頑張り過ぎないことが肝心。それと難しいことを考えすぎない方がいい。 のほほんとした気分になれるオススメ本について紹介したい。 ①小泉武夫『不味い』 古今東西…

ワークマンのウェアはどのくらいの耐久性か?

週末はとんでもなく暑かった。蒸し暑くて走ることもできない。図書館へ行くのが精一杯。相方と2人して色白の足を曝しながら歩いた。 図書館の近くにワークマンがあるので帰りに寄ってみる。防水手袋があったら見てみようという魂胆である。 最近、アウトド…

河野啓『デス・ゾーン』

河野啓『デス・ゾーン』を読んだ。 「栗城史多のエベレスト劇場」というサブタイトルのあるとおり、2018年にエベレストで滑落死した栗城史多がテーマとなっている。 読後感はなんともザラりとしている。 栗城史多についても、本書についても至る所で評論され…

文系人間の理系コンプレックス

ここのところ本は図書館で借りることが多い。 買うとなると失敗したくないので、無難に知っている作家や確実なジャンルを選んでしまう。それが図書館では意外な本でも手が伸びる。単にタダだと思うからなのだが。 そんなわけで梅雨時は読書である。 ハイエク…

SEA TO SUMMIT ウルトラライト インサレーティッドマット

梅雨入り。日本列島には見事に停滞前線がかかっている。 気晴らしに行く当てもないけど、夏山登山用のパッキングをしてみた。 その時、先日買ったウルトラライト インサレーティッドマットに空気を入れて試してみたのでちょっと感想を書いておきたい。 仕舞…

マスク、いつ外す?

先日、職場でよくわからないお達しが出た。 「会話をしない時のマスク着用は自己判断で」ということなのだが、何を言いたいのかわからない。マスクを外す、外さないは自己判断としても、それを是とするか非とするかは周囲である。 なぜそんなお触れが出たか…

一生のうちに富士山、何度登る?

梅雨入りしてしまった。 紫陽花を見るのは好きなのだけど、出かけにくくて困る。こういう季節になると余計に山登りに行きたくなるから不思議だ。 東京近辺で登山を始める人はまず高尾山か金時山、大山あたりに行く。そして、そこから遠くを眺めて富士山に登…

魂の震える登山名文集④~角幡唯介

今から5、6年くらい前、年間24回登山に行っていた。つまり月2回ということになるのだが、週末登山者としては行ける時を全て費やしたことになる。 登山は天気が悪ければ行けないし、休日出勤もある。山に行かない日はボルダリングジムへ行っていた。 当然…

魂の震える登山名文集③〜服部文祥

好きなことをして生涯過ごせたらと誰しもが考える。今、それを実現できるのはユーチューバーということになるだろう。ただ、小学生のそうした願望を分別ある大人たちは断固として否定する。「世の中そんなに甘くない」と。 一方で小学生の頃からの夢を実現し…

魂の震える登山名文集②〜山野井泰史

御嶽山の噴火があった時、「あの日、山に行ってた?」と何人かに訊かれた。私がしょっちゅう山に行っていることを知ってのこと。御嶽山は遠目には美しい山だが、登って面白そうでもなかったので登る対象に入れたことはなかった。 ある人にはこう言われた。 …

魂の震える登山名文集①〜宮城公博

梅雨間近。週末はちょっとランニングするだけでダラダラ過ごしてしまう。 そして山に行きまくっていた頃を少し懐かしく思うようになった。 最近、低山ハイクくらいで山屋というより老後ハイカー。これではいかん、というわけではないのだが、登山者の名文を…

奥多摩・三頭山の虫祭り

ちょっと間が空いたけど、先週は奥多摩・三頭山に行ってきた。選んだ理由は特になく、行ったことがないというだけ。とにかく天気が良くてどこかに行きたかった。 三頭山は奥多摩に位置するのだが、多くの人は武蔵五日市方面からバスに乗ってアクセスするよう…

考えない人、考え過ぎる人

休日に相方の友人が来た。 世界を渡り歩いた人で、今は海外留学をする人のサポート業務、保険の仕事をしている。相手は20代から30代前半までが多く、大学生が大半を占めるわけだが、「考えない人」が多いのがストレスだという。 よくある質問に、親族が危篤…

今年も梅酒を漬けてみる

今年も梅の季節がやってきた。 この時期に梅酒を漬けるのが定例で、もう3年目。氷砂糖を買うと袋の後ろに書いてあるので何も考えなくてもできる。 ホワイトリカーを使う方法が書かれているけど、わが家はウィスキーを使う。 まずは梅を洗い、水気を取る。 …