クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

雑文

世界最速の人とオリンピック

「オリンピックはやるんかね?」 我が家ではスポーツはあまり見ない。テレビそのものを見ないのもあるが、2人の嗜好が違うことが大きい。相方はフィギュアスケートやバレエなどの芸術系。私はわりと陸上など単純な競技が好き。したがって、2人してテレビに…

名前の付け方あれこれ

妹のところで2人目の子どもが生まれた。 1人目が女の子で2人目も女の子。当然、名前が必要になるので、どんな名前にするのかと思ったら、LINEでお知らせが来た。 妹は漢字3文字の名前である。ここでは仮に「a+b+c」としよう。長女の名前を式で書くと「x+…

万能ナイフと子どもの教育

相方はここ10年くらい教育関係の仕事をしている。もともとひょんなことから「先生」と呼ばれる仕事に就いたのだが、今やこれしかないというのだから人生わからない。 今、目下の悩みは親がいろいろ子に期待して指示することだという。 親は子どもに無限の可…

「最後の晩餐」と死について考えること

週末、久しぶりにラジオを聞きながらランニングをした。聞いたのはFM横浜"Futurescape"で小山薫堂さんの渋い声が相変わらずいい。 今回のテーマは「死」について。生物学者の小林武彦さんが出した『生物はなぜ死ぬのか』という本を出している。私も登山をや…

電車の中の不思議な無関心

午後7時台の電車は混んでいた。 ここのところ9時以降に乗るので、よく知らなかったがすし詰めとまでいかないものの、かなりぎっしりという感じだ。テレワーク推進と言ってもできる人間は限られている。 外は雨なので、乗客は大抵傘を持っている。 座席に座…

奄美・沖縄の世界遺産登録とエベレストのコロナ対策

ここのところ週休1日、平日は12時間以上職場にいるのが普通なので、ほぼ最新情報が入らないのだが、たまたま見たニュースで気になったもの2つ。 ①エベレストでコロナ対策 中国がエベレスト山頂が混みあうので、分離線を引くのだとか。 エベレストは、ネパ…

何かのための何かをしない生き方

「カーニバル理論」というものを聞いたのは予備校時代だった。 「カーニバル(祭り)は日常の息抜きにあるのではなく、カーニバルのために人は生きている」というものだったと記憶している。授業の内容ではなく講師が個人的に学んでいた哲学の話だった。 受…

不自然な自然保護

今、休日出勤までして作っている冊子にはこのような印字がある。 「ミックス 責任ある木質資源を使用した紙」 「VEGITABLE OIL INK」 「UD FONT」 UD FONTには「見やすく読みまちがえにくいユニバーサルデザインフォントを採用しています。」との注書きがあ…

「琴線に触れる」と「癇に障る」、「推敲する」と「推敲を重ねる」

時折気になる間違いがある。 「この言葉が彼の『琴線に触れた』んだよね」 文脈から察するに「怒りに触れる」という意味。「癇に障る」か「逆鱗に触れる」が正しいだろう。 「キン」という語感の鋭さからから間違いやすいものと察せられる。 琴線は文字通り…

音の楽しみ、風の楽しみ

週末、音響機器を見に行った。 自宅にあるCDプレーヤーはオンキョー製でこれもなかなかの代物なのだが、CDをうまく読み取らなくなっている。相方が持ち込んだもので、もう10年近く経っているというからやむを得ない。 スピーカーがきれいなので残してもいい…

休業要請に見る「遊び」の思想について

またしても緊急事態宣言である。 こういう時の政府や自治体の指示はある種の思想が入っていて興味深い。 今回の休業要請の対象は以下のとおりらしい。 映画館、プラネタリウム、大規模小売店、ショッピングセンター、百貨店、マージャン店、パチンコ屋、ゲー…

鉄アレイと男のロマン

相方がランニングシューズを見たいと言うのでスポーツ用品店に行った。昨年買ったランニングシューズが既にボロボロになっているという。私なんぞは5年以上履いているアシックスのシューズがまだ履けるのに、1年で履き潰すとはどういう走り方をしているの…

コロナは外からやってくるという考えについて

昨年と年明けの緊急事態宣言に続き、「まん延防止等重点措置」とやらが出ている。略して「まん防」。 最近、北杜夫や娘の斉藤由香、阿川佐和子のエッセイ集を読んでいたので、「ドクトル・マンボウ」を思い出してしまった。「まん」がひらがな表記だと間が抜…

理想の社会人と理想の遊び

今、会社の人事が採用面接をしているようだ。 「今から採用面接を受けてもらいます」と言われても採用される自信がない。さらに「あなたにとって理想の社会人像は?」などと訊かれたらどうしようという感じがする。 自分が理想の社会人になっている自信がな…

中学入試のいいとこ、悪いとこ

試験を受けた。 試験と言ってもペーパーではなく面接。出世欲もそんなに強くないので今はどうでもいいかと。 それはともかく世間でもお受験のシーズンももう終わりである。 いいとこ:世の中にすんごい人がいることを知ることができる。 世の中平等とか言い…

ご接待は受けたいですか?

「みなさんは接待を受けたことがあるでしょうか?」 唐突な質問を投げかけてみた。 接待とは。辞書的には「客をもてなすこと。湯茶や食事をふるまうこと」となる。つまりお茶でも白湯でも接待には違いない。 しかし、一般的に接待と言えば飯を食うことで、大…

労働と残業代のバランスとは?

最近、職場で早く帰れと言われる。 私は定時でスパッと仕事を切り上げて、アフターファイブはボルダリングかジョギングなんかして、週末は登山かサイクリングを楽しむのだ、と誓って就職した。それが、豈図らんや定時で帰ることの方がマレという状態だ。 一…

高校、大学は行く価値があるか?

今、勉強欲が少し出てきている。 この突発性勉強欲は不定期、所かまわず起きる。要するに好奇心の赴くままなので、役に立たないものにむやみに手を出している。 大学時代は、法律・経済・化学(理系向け)・地学・スポーツ科学・美術史・古文書学など、何が…

除菌族と生臭族

ある朝、事務所に行ったらアルコール消毒液を自動で出す機械が置いてあった。 手をかざすとプシューと噴霧してくれる。昨日まではポンプ式で頭を押さえるものだったのだが、ポンプの頭を押す時にウイルスが付くのを防ぐためだろう。変にハイテクなものが登場…

コスパ重視の生き方

先日、会社の同期とZOOMで飲み会をやった。まあ飲んでいるのは7人中3人で、4人はお茶かジュースかだったのだが楽しくおしゃべりをできた。 その中で最もウケたのは私のケチケチ話で、マットレスのないベッドの上に寝袋で寝ていたとか、トイレットペーパー…

釈迦に説法というような話

よくスピーチや会話の中で「釈迦に説法かとは思いますが」と前置きをして話す人がいる。 謙遜の気持ちを込めて言っているのだろうが、どうも釈然としない。釈迦に説法をしたら話し手が恥ずかしいばかりで、釈迦、この場合の聞き手を尊重したことにならないの…

「サラリーマンとして」という思考にならないために

今、会社が大変である。 会社の役員が懇意にしている飲食店がコロナ禍で大変だというので、弁当を売り出した。1個税込みで1000円。 役員の顔を立てるためにもたくさん注文しないとと騒いでいる。昼飯に何を食おうと勝手にさせていただきたいものなので私は…

人を見る目を養うということ

「この子はしっかりしている」 90歳になる相方の祖父はそう言って相方を指し示した。 「俺は話せばそいつのことが5分でわかる」 自信満々である。 「その人と話せば私は5分でわかる」というのは就活の時に聞いた。 別に就活アドバイザーとかではなく、どこ…

「こたつ記事」と「こたつブログ」

テレビを買って1ヶ月。週末しか見ないのだが、NHK Eテレの「ねほりんぱほりん」が面白い。 先日のテーマは「こたつ記事」。テレビやラジオでの有名人の発言から真偽不確かなないようまで。「誰が書いてんだろうな」とか考えていたけど、想像通りか想像以上…

外れ者の優等生

大晦日は久しぶりにボクシングを見た。 井岡一翔と田中恒成。別にどちらの肩を持つでもない。単に相方のじいちゃんが見たいというから一緒に見た。 試合はなかなかの熱戦で、つねんい前進しながら攻める田中。チャンピオンの井岡はガードしながらカウンター…

引退後の人生プランは?

相方の父が仕事を引退するらしい。 現在は雇用延長で債権回収や法律関係の仕事をやっていたが、これで完全退職。次に何をするかと思ったら大学に通う、つまり大学生になって好きな歴史の勉強をするのだとか。 会社員から再び学生。人生を遡ったみたいだ。 正…

正月と年配者の喧嘩自慢

正月は相方の実家で過ごした。 90になる祖父がいる。コロナの時期に何事という意見もあろうけど、昨年8月に祖母が亡くなっているので元気づけるという意味合い強い。 実際、元気によく話してくれてよかった。 年配者がいる場では昔話を謹聴しなくてはならな…

年の瀬とコロナとの勝負

年の瀬である。「瀬」とは激しい流れを指す。年の激流とは何かと言えば、借金取り、債権回収である。江戸時代は大晦日に借金を清算してたらしい。年をまたぐと借金はチャラ。借金する側も回収する側も斬るか斬られるか。真剣勝負なのである。今年の勝負と言…

今年を幸せにしてくれた言葉たち

2020年も終盤。 流行語大賞は「3密」となったらしい。なんとも寂しい。その他もコロナ関連ばかり。 「ソーシャルディスタンス」なんて未だに意味をはっきりわかっていない。「鴨川の等間隔カップル」は心理学的な「パーソナルスペース」が影響しているよう…

コロナ対策の疑問とマスク登山の矛盾

それにしても毎朝寒い。 別に今年が特別寒いわけでなく、オフィスの喚起口を開けているからだ。私の出社する時間はほとんど人がいないのに開けっ放しである。人が少なくなれば閉めればいいようなものだが、偏執的にコロナを怖がる先輩社員がいて閉められない…