クモノカタチ

山から街から、雲のように思いつくままを綴ります

登山

太り始める年齢

どうも太った気がする。 現在身長172cm、体重は屋久島から下山した直後で56kgくらいだった。まあ痩せ型ではあるのだが、ここのところベルトにあたる腹の感覚が違ってきた気がする。腹回りには少しつまめるくらいの脂肪も乗ってきた。 今年はマラソン大会も軒…

登山はなぜ楽しいのか

今さらながら田中陽希さんの「グレートトラバース」を録画して見ている。現在は4時台というすごい時間帯に放送しているのでオンタイムで見ることはできない。 今は奥秩父、金峰山から甲武信ヶ岳に向かっている。と言っても再放送だから実際はかなり前なんだ…

身体と心の痛みのバランス

山に行くたびに怪我をしている。 今回の屋久島では右手首を捻挫。右の掌に痣。その他尻や足に打ち身とあちこち痛い。指先も軽い凍傷気味で、ピリピリしたままだ。そして日が経って肩も痛くなってきた。 痛い目に遭うともう行きたくなくなるのだが、痛みが引…

緑と雨の彷徨~屋久島放浪記③

屋久島の森は「もののけ姫の森」などと言われることがある。なるほど「もののけ姫」に登場した精密な緑の描写は屋久島と言えば頷ける。 しかし、まあ映画を見るとずいぶん穏やかな気候だ。雨なんか全然降らない。 実際の屋久島は「月に35日雨が降る」の言葉…

雨の森、雪の森〜屋久島放浪記②

屋久島では月に35日雨が降るという。 これがフィクションであることは小学生でもわかるが、実際に行ってみると嘘でもないように思える。雨の回数がとにかく多い。降ったと思えば止み、止んだと思ったら降る。 今回は、というか今回も、雨に翻弄されることに…

屋久島の杉さん〜屋久島放浪記①

屋久島に行った。緊急事態宣言とかいろいろあるけど、まあ休みが取れるのが緊急事態みたいなものだからまあいいかと。 今回は4年前に行った屋久島再訪。4年前は楠川集落から徒歩で入山し、宮之浦岳へ。縦走して淀川登山口に下山した。 今回はその逆を行く…

除菌族と生臭族

ある朝、事務所に行ったらアルコール消毒液を自動で出す機械が置いてあった。 手をかざすとプシューと噴霧してくれる。昨日まではポンプ式で頭を押さえるものだったのだが、ポンプの頭を押す時にウイルスが付くのを防ぐためだろう。変にハイテクなものが登場…

偏差値と登山者の自己矛盾

『岳人』の特集記事が服部文祥となっていたので久しぶりに買ってみた。 『サバイバル家族』を読んで、個人的にはさらなる服部さんブームである。 服部さんと私には接点も共通点も大してない。ただ、受験勉強の末、ギリギリで公立大学に滑りこんだあたりは同…

雪上キャンプのオキテ

今年は本格的な雪をまだ見ていない。 山の友達から「雪フミフミしたい」とのLINEがあったものの、緊急事態宣言があってなかなか山に向かえない。まあ山でなくてもキャンプだけでもというのが目下の望みである。 そうは言っても冬の雪上キャンプは過酷なので…

八王子城を攻略に行った

天気の良い週末。 八ヶ岳にでも行こう。この冬、初めてクランポンを着けるぞと勢いこんだら緊急事態宣言である。 山に行って感染する可能性は低いと思うのだが、 「東京から長野にウイルスを持ち込むのか!」 と糾弾されても嫌なので、近場であまり人と触れ…

登山とラーメンと私~③カップヌードルの力

今年はコロナの影響でインスタントラーメンがずいぶん売れたらしい。日清食品、明星食品なんかはかなり売上を伸ばしている。 私も在宅勤務の昼食に時々食べた。簡単なのと考える手間がないし失敗しない。具を足せばそれなりに栄養が取れるのがいい。 登山で…

登山とラーメンと私~②明星 チャルメラ 長崎ちゃんぽん

日本即席食品工業協会という団体があるらしい。 いろいろあるもんである。 www.instantramen.or.jp これによるとインスタントラーメンのカロリーは高くないとしている。 下界では褒め言葉かもしれないが、山とかアウトドア派にとっては困る。軽くてカロリー…

登山とラーメンと私~①サッポロ一番 塩

今、台所の隅に大量のアルファ米がある。 五目御飯、わかめご飯、ドライカレーと3種類あって、山に行くたびに食している。ところが今年は縦走などが特に少なくて全く減らない。山では不味くはないのに下界では美味しくない。したがって、家で食べることは皆…

登山とコロナの死生観

今年は「死」ついて考える1年になった。 大げさな話ではない。新型コロナの狂騒が相まって死生観について考える年になったので少し死と生についてつらつら書いてみたい。 今年は2月くらいからコロナ騒動が始まった。 自粛・自粛・自粛のムードは、感染症対…

最年少の価値と最年長の価値

今年の明るい話題は藤井聡太二冠くらいだろう。将棋に興味がなければさっぱりわからんだろうが。 最年少でプロ四段デビューしてから、朝日杯で全棋士参加棋戦の最年少優勝。今年はついに最年少でタイトル獲得(棋聖)し、続いて王位獲得で最年少二冠に。 最…

エヴェレスト登頂と東大合格の共通点

テレビを買ったのでDVDの「エヴェレスト」を見直そうかと考えている。同時にJon Krakauer"INTO THIN AIR"も再度最初から読み直している。1996年の大量遭難がテーマで、世界一に挑戦した公募隊の悲劇を描いている。 1996年という年は日本の山岳界においてもな…

コロナ対策の疑問とマスク登山の矛盾

それにしても毎朝寒い。 別に今年が特別寒いわけでなく、オフィスの喚起口を開けているからだ。私の出社する時間はほとんど人がいないのに開けっ放しである。人が少なくなれば閉めればいいようなものだが、偏執的にコロナを怖がる先輩社員がいて閉められない…

ぼんやり療法のススメ

最近忙しい。というかずっと忙しい。 忙し過ぎるとどうなるか。今年6月に1ヶ月連続で働いていたら、頭が働かない、集中力がない、楽しいという感覚がないという具合になった。 今もまたそんなことになりかけていて怖い。ここらでストレス解消でもしないと…

生傷の絶えない生活をしよう

先日の妙義山登山では落ち葉が凄まじかった。ところどころで足首まで潜り、そして足元が崩れる。 私は5回以上、相方も同じくらいの回数滑って転んだ。 結果、私の手のひらには2ヵ所の傷、むこうずねにも木の根で擦れた痕が残った。 転びまくった下り 山に…

妙義山のアスレチック〜五名山を選んでみる

五名山を選んでいたら三山で止まっていた。百選ぶのも大変なら五に絞るのも大変と感じた次第。 さて、四つ目の山を選定したい。 登山を始めた頃、『山と渓谷』やらを見ては「中級」を選んで登っていた。なぜ中級かと言えば初級は嫌だけど上級に行く勇気はな…

登山体の作り方

もう間もなく冬になる。「平地は紅葉もまだなのに気が早いね」という声が降ってきそうだが、山は10月下旬からもう冬なのだ。 冬山は体力が必要になる。もちろん夏でも必要ではあるものの、防寒着やらクランポンやらが増え、アウターも分厚くなるので荷物が重…

2020年を振り返ってみた

いつの間にか11月である。 ぼちぼち今年の振り返り番組が出てくるだろう。テレビも見ないし、新聞も斜め読み程度の私が適当に2020年を振り返ってみた。 なお、個人的出来事がちょいちょい混じりますのでご了承を。 (1月) 日本は平穏な年明け。 中国武…

陸サーファーの登山

女性の友人が今度結婚するという。 彼氏はなんとサーファーらしい。サーファーと山女の組合せは珍しいと思ったら、彼氏はサーファーで山屋なんだそうだ。これが本当の「陸サーファー」である。 その彼氏はなんでも水が好きなので、山登りと言っても沢が好き…

健康のために登山をやってはいけない

祝日に相方が1人で登山に行ってきた。 頂上には10時に着いたのに、家に帰ったのが夕方5時だという。下山ルートを間違ったのだとか。 それに対して「危ないじゃないか!」と私が怒ったとかいうわけではなく「ふーん」と答えるばかりである。そういうことは…

テントで安眠する方法について

朝5時に家を出て通勤している。なんでそんなに早いかと言えば混んだ電車が嫌なのと、座って行けるからだ。眠い目をこすりながら出かけている。 駅の近くのカラオケボックスの近くを通ると、毎日と言っていいほど居酒屋からの徹夜カラオケかなという若者たち…

紅葉と雪と泥の谷川岳馬蹄型縦走

晴天が期待できた週末に谷川岳馬蹄型縦走に出かけた。 土合駅から白毛門、朝日岳に登り、清水峠で折り返して蓬峠で一泊。翌日、武能岳、茂倉岳、一ノ倉岳、谷川岳を越えて西黒尾根を下った。 今回はちょっと写真多めでお送りしたい。 紅葉真っ盛り 一ノ倉や…

土合駅のモグラたち

谷川岳に行ってきた。いわゆる馬蹄型縦走というやつで、土合からぐるりと谷川岳や朝日岳を周回するコース。 あまり深く考えずに行ってみたら酷い目にあったのだが、それはまた次に。 今回は土合駅から出て、再び土合駅に戻ったところ、谷川岳の慰霊塔が見つ…

東京都・大阪府、登山の首都決戦

水道水は"tap water"と言うそうだ。最近知った。 何を叩くのかと思ったら、'tap'には蛇口という意味があるらしい。 つまり「蛇口水」。マズそうである。 東京も大阪も江戸時代には水の都と呼ばれた街だ。運河が発達し、水路が物流の中心となっていた。これら…

埼玉県と千葉県、首都圏3番手争いは?

赤城山メンバーは全員が西日本出身だった。 東から岐阜県、奈良県、兵庫県である。この中で神戸という都会を擁する兵庫県が最も都会、奈良県は古都。岐阜県は少し分が悪そうだ。あえて言うなら織田信長の居城だったわけだから、首都になり損ねた街か。 岐阜…

三重県は中部か近畿か問題について

赤城山からの帰り、北関東になかなか名所、名物がないという話で盛り上がった。そこで妙なところから引き合いに出されたのが三重県である。 「三重県は中部か、近畿か?」 という議論になった。北関東の話から突然俎上に乗った三重県であるが、ちょっと面白…